あてなるもの

大人京都人視点日々色々

手土産のススメ⓶

秋の長雨。冴えない気分で歩いていると、金木犀の香りがふんわり。

秋は着々と深まっています。

手土産のススメ、本日は出張編。

10月・11月は、研修や会議など何かと出張が多い頃。なんとなくの慣習で社内への手土産を済ませている方へ

『行きの手土産』についてのお話し。

 昔、CMで “ハムの人”というのがありました。美味しいハムを持って来てくれるその人を 、お歳暮の時期に待ちわびるという内容。

出張手土産も然りです!

【日頃の感謝の気持ちを込めて】

本気でこの言葉のこもった手土産は、

その人の人柄を伝えます。

そしておのずと仕事の後押しが増えてくる。

私は過去の出張手土産で“ 阿闍梨餅の人  ”から“ 京都のお菓子の人 ”を経て、

『〇〇さんのおやつ』と言う風に名前で広めて貰えるように進化しました。

手土産が勝手に歩いて、私の存在を広めてくれたのです。

部内から他部署へ。ご家族単位・ご実家単位で、お取り寄せブームにもなったとか。

買物好きで『喜ばせたがり』の私には、とても嬉しい知らせでした。

当時駆け出しの店長職でしたが、これ以来本社への依頼事は万事が驚くほどスムーズに進むことに…思わぬ福音です。 

手土産の選品は、身の丈に合ったシンプルなもの。できれば地元の食材が喜ばれます。品物にカードや自分らしい工夫も忘れずに!

時期で・地元で・自分らしく。

実りの秋は、美味しいものだらけ。

温かいお茶に合うあんこ菓子にお茶っ葉の組み合わせ、柿や栗を使ったお菓子やパン、きっと色々なチョイスがあるはず。日持ちは五日くらいで充分です。

添えるカードも季節感や地元感があるものを。

出張は出向く方も、迎える方も、少しの緊張と期待がよぎる『ちょっと非日常』

だからこそ、想定外の手土産は響きます。

その場が和み・複雑な人間関係も緩みます。

駅ナカ調達も悪くは無いけれど…せっかくなら、手を掛けて準備した手土産で。

『行きの手土産を制する者は、帰りの土産にも事欠かず』

心尽くしの手土産は、きっと素敵な帰りのお土産情報を呼び寄せます。

次の出張に、ぜひ お試しあれ。