あてなるもの

大人京都人視点日々色々

羽衣から幸運を

クリスマスも過ぎ、2017年もあと僅か。

気ぜわしさの中でも一年を振り返ったり、新年に向けて厳かな気持ちになるものですね。

今日は幸運を呼び込む

『ランジェリー』のお話し。

私が子供の頃、我が家にはある “年末の儀式”がありました。

クリスマスプレゼントと同じくらい楽しみだったのは【さらっぴんの儀式】

カーテンやスリッパ、寝具にパジャマ、下着に靴下・洋服まで、全てを新しく買い揃えた物に交換して、お正月を迎える儀式。昔はそんな家庭がよくありました。

25日から大掃除が始まり、部屋の中から徐々に切り替わり、大晦日の夜には

『全身さらっぴん』に包まれ、おこた(こたつ)で紅白歌合戦を観るという流れ。初詣にも、さらっぴんの晴着でお出掛け…あの時の心地良さ・ちょっと誇らしい気分は、私の中にずっと残っています。今、取り入れてもなかなか素敵な儀式ではないでしょうか?

私は仏のランジェリー会社と日本のW社の輸入品事業部に約4年席を置いていました。その間、沢山の事を学ばせて頂きました…日本のインポートランジェリーショップの草分け:龍多美子さんの私塾にも通い、女性にとって、いかにランジェリーが大切かを食育や筋肉学など、様々な視点でも勉強させて頂きました。

身体にぴったりと合った美しいランジェリーを身に付けると、生き方まで変わってきます!!自分の身体が好きになり、自信が現れ、顔付きや肌艶さえ変化した人を見てきました。インポートランジェリーについて偏見や高額だからと敬遠していた方には、ぜひ試着して頂きたいです。着物を着ていた私達がランジェリーを使用するようになったのは、ここ100年程のこと。やはりヨーロッパのアンダーウエアの文化や技術の成熟度とは異なります。美しいレースや配色、ブラの構造など、職人技に唸ります。

仏では今でも家族経営・家内工でランジェリーを作っているブランドもあります。

『 lingerie de nuit 』

夜を楽しむナイトウエアを新調されるのも、素敵な買物です。

12/31の大晦日…一年に一度の特別な夜、真っさらなナイトウエアで眠り、新しい年を迎えては?

2018年…より高く、しなやかに飛躍できるよう、羽衣を手に入れてみて下さい。