明日から6月。
いつもなら梅雨だとか、今年も半分終わったとか、
挨拶がわりに口にしている頃。
けれど今年の6月は『ジューンブライド』
をイメージする。
きっかけは英国ロイヤルウエディング!
テレビの中継を清々しい気持ちで見続けた。
ケイト妃の時も素敵だったが、
今回のメーガン妃の洗練されたコーディネートには
『そう来たか!!』と、画面に釘付けに。
妃の内面・品格を表現しきった見事な装い。
とりわけデコルテ部分のカッティングと
あのティアラ!
エリザベス女王の由緒あるティアラだそうだが、
ドレスのモダンな美しさを際出させた。
新旧の素晴らしい調和。
名品はいつの時代にも輝きを放つ。
ティアラと言えば…仏ブランドのショーメ。
【CHAUMET】1780年創業。かのナポレオンの皇后ジョゼフィーヌ御用達で、数あるジュエラーの中でも、グランサンクといわれる仏宝飾界の名門ブランドである。
実は私が初めてジュエリーの仕事をさせて頂いたブランドでもある。初心者の派遣勤務の私に沢山の大切な事を教えて下さった…その後のジュエリーブランド勤務も、ここでの実績があったからこそ。初ジュエラーでの第一歩は、ビジューと言われる日常使いがしやすい作品やエンゲージ、マリッジリングなどブライダルジュエリーを販売した。
ショーメの作品は、凛とした気品に溢れている!
アーカイブの作品集を見ながら、心が震えてたことを思い出す。
お絵描き時代から大人になるまで、
ティアラは永遠に女性の憧れ。
現在のショーメの作品には、ティアラからインスピレーションを得たリングもある。
人生の晴れの日に、
新たな自分を表現するために、
ショーメは きっと"力 "を与えてくれる!
ぜひ一度ブティックを訪れて欲しい。
ブティックへは行きにくいという方には、
6月末から始まる展覧会を!
時にはロイヤル気分で***
「ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界」展-1780年パリに始まるエスプリ
会期:2018年6月28日(木)~9月17日(月・祝)
場所:三菱一号館美術館
住所:東京都千代田区丸の内2-6-2
開館時間:月曜休館(7月16日、9月10日、9月17日と、トークフリーデーの7月30日、8月27日は開館)
観覧料:一般1,700円(1,500円)/高校・大学生1,000円/小・中学生500円
※( )内は前売料金。