今日、新しいお財布をおろした。
2021年3月31日は、暦の上では最強日!
お財布を新調したり、契約ごとや引っ越し等には、もってこいの日。
今から12年前、ラグジュアリーブランドで働くようなって、そんな日が存在する事をお客様から教えて頂いた。
『人の上に立つ者は、財布にも気を使え!』
経営者クラスの方々こそ、お財布というもののありようには敏感で、沢山の事を学ばせて頂いた。
私には7年ぶりの新しいお財布。
前のお財布は、黒のカーフにゴールドの金具がついたクラッチバッグ風で、一目惚れで買ったもの。
苦楽を共にし、愛着というよりも感謝だろう。
こんなに働いて貰って、ありがとうね!と気持ちを込めてピカピカに磨いて、箱に片付けた。
身の回りの物を新しくする事には、気持ちをリセットする効能がある。
『ここから』新しいスタートを切るのだと、この先の自分の毎日に期待を抱ける!
ちょっとした事だし、誰にでも出来る仕切り直しの儀式かもしれない。
52歳になり人生のステージが違ってきた感じがすること、京都に戻ってちょっと楽しい予感がしている今の心境をイメージして、選んだのが…
【AIGNER】の萌黄色の長財布。
今回は仏ブランドも伊ブランドでもなく、珍しく独ブランド。AIGNERといえば、ちょっと前まではボルドーカラーで渋い処という印象だったが、選んだお財布にはこれまでになかった軽やかな"Neo感"があり、今の気分だった。
浮つき過ぎず、それなりの品もある。
Aのロゴが馬蹄の形に見えるラッキーモチーフ付。内側にもこのロゴがびっしりのプリント生地が貼られてる。凝った作りの割には、価格も抑え気味。
我ながら、よくぞ見つけた!と悦に入った。
『まぁ、これでいいか…』ではなく、
『これがいい!』『これが自分だ』と思える
買物は、後々もきっと幸せを呼ぶ。
2021年の春財布。
自分の中に、これから何かが芽吹く事を楽しみに、大切に使いたい。