街中では、遠足や修学旅行生が目立ち始めてきました、明日から10月です!
紅葉を求めて、さらに賑やかになる季節。賑やかよりも混雑がこの頃は正しいかも。
『なにか、おすすめありますか?』
京都の人間だとわかると、必ず聞かれるこの一言。どんな風に答えれば一番良いのか?正直、困ってしまいます。
京都を訪れる方はとても熱心に下調べをされていて、SNSを駆使してのリサーチ力には、かなうはずもありません。
それでも今日は私なりに、
『京都でして欲しいこと』を考えてみました。
具体的な案内ではなく、心持ちのお話し。
京都でして欲しいこと…
それは
【愛でる・通う・刻む】ということ。
京都の暮らしや良さを見つけるのに、意外と幅広く・しっくりきます。
[愛でる]
食を目的とした方、鑑賞お目当ての方、季節を感じたい方に…五感を使って、想像力もかきたてて、どうかじっくりと。
[通う]
技術や道具に興味のある方、骨董や、探し物・願い事のある方へ…短い旅行でも通っているうちに、こぼれ話も聞けるかも。気持ちも通じ合い、何か良い事が起こるはず。
[刻む]
また京都に戻って来たいと思って下さる方へ…次回、来年、何十年先とでも比較できるくらい、この旅の空気や時間をしっかりと刻んで。
愛でて、通って、刻んでる。
昨日のお月さんの話しから、今年の松茸(まったけ)の相場まで。
生まれてからずっと私の暮らしは、このサイクルで回っている気がします。
たった三つの言葉ですが…宜しければ。
私はよく空を見上げます。
あと10日もすれば、こんな風景にも出会えるかも。
京都でお待ちしています。