ようやく寒さが緩んだと思いきや、
またまた寒波に逆戻り。
これからは、三寒四温が続きます。
今日は久々に手土産について。
予想外に人気の手土産シリーズ…
第三弾は、『季節を贈る』お話し。
これまでの①・②についても、具体的なアイテムや商品についてのご質問を頂きました。
ならば!と、今回は実録編。
1月の中頃になると、毎年買うハガキがあります。それは…鳩居堂さんの【お雛様】
初めて買ったのは、今から10年程前でしょうか。
ランジェリーの仕事をしていた時の顧客様のために購入しました。
名古屋の方で、バリバリのキャリアウーマン…年に数回、京都に骨休めに来られていました。
転職後もお付き合いは続き、ある日のお茶の席でお渡ししました。
ご多忙に加え、色々と大変な事を抱えていらっしゃるのを存じ上げていたので、
『何かお気持ちが華やぐものがないか?』と思いついたのが、このハガキです。
画像では伝わりにくいかもしれませんが…
シルク刷りで漆喰の壁を思わすような、しっとり・マットな重量感のある仕上がりです。
朱赤の記憶…毛氈の敷物やお道具の漆の艶やかさすら、一気に思い起こす色です。男雛女雛だけの方が親しみがある地域もあるようなので、どちらがお好きか伺ってみたところ、
『こんな豪華な七段飾り…本当にいいの??』と、喜んで下さる顧客様。
『いいんです!どちらも1枚:120円なんで…』と、心の中で恐縮がちに呟く私。
その後は、お雛様の思い出やお節句の頃のご家族のご様子を楽しそうに話して下さいました。
これ以降、毎年1月中頃からお会いする方には手土産に添えてお渡ししています。
職場のデスクに飾って下さった方
30年ぶりにお節句パーティーをされた方
お友達のお子様・お孫様に贈られた方
など、嬉しい報告を耳にしました。
女の子の健やかな成長と幸福への願いを込めたお雛様…何百年・何千年前から家族の想いを繋ぐスーパーアイドルは、春の訪れと忘れていた幸せな記憶を連れて来てくれます!
お雛様の力と七段飾りの風格が伝わるから?『こんなに立派な 』『 気を遣ってもらって 』と言って頂ける
1枚:120円で起こった、奇跡のような
お話し。( 現在も絶賛発売中!)