あてなるもの

大人京都人視点日々色々

地震の日

もうすぐ夏至かと思っていた、週始め。

6月18日…大きな地震があった。

出勤前の身仕度時、ダッシュで玄関のドアを開け、家族に声を掛けた。

『これは普通のじゃない!』直感した。

阪神淡路大震災の時と同じだ。

うちはマンションなので、玄関のドア周りが歪むと開けられないし・逃げられない!

23年前も私はドアにダッシュした。

ガスと水道を点検し、呆然とNHKのニュースを見ている家族に、身仕度とトイレ・食事を急かした。

その間に職場・友人知人にLINEや電話で安否確認と自分の状況を手早く連絡…地震発生からここまで5分。

次の余震がなかったので、新たに浴槽にお水を貯めた。さらに近くの友人にLINEをして15分が経過した。

テレビを脇目に冷蔵庫の中をチェック。交通機関が麻痺し、出勤できる状況ではなくなった。

休む事が確定した後、少し気持ちが落ちついて窓を見た。いつもの景色に、なんとも言えない気持ち悪さがつきまとう。

家の前の電信柱が傾いているのを発見!!

ゾッとした。

表に出て状態を確認、ついでにマンション周辺も。

次に揺れが来たら、前の道路を直撃すると、慌てて区役所に電話。

防災課が関西電力に取り次いでくれた。

2時間程経ち、近所のコンビニへ出掛けてる途中、

バス停付近に人だかりを見つけた。

近づくと、顔面流血のお年寄りが!!

救急車を呼んだか?と周囲の人に尋ねたら、まだだった…バスに乗ろうと走って転倒されたのだと、誰かが教えてくれた。救急車を嫌がられたという声もあった。

震えていらっしゃたので、背中をさすり、頭を打ってないか?意識と視界の異常、痛いところや骨折の有無を確認。救急車を呼んだ。

到着を待ってる間に、保冷剤と消毒薬・タオル・除菌ティッシュを取りに帰った。

私も同じ経験があり、打撲が顔面の神経にも影響する事が心配で、まず冷やした。

暫くすると、救急車が到着。

その場にいた全員が、ホッとした!

夕方になって、関西電力の方が電信柱を見に来て下さった。現状はまだ持ち堪えらるとの事、次に何か異変を感じたら、連絡する事に。

区役所:防災課長のおかげで、この件も一応、クリアになった。

とても長い一日に感じた。

この日の空はどんよりと、雲すら憂鬱に感じた。

有事の際は、誰もが不安でパニックになる。

まずは、三つだけ。三つだけでも身を守る行動をイメージしておいて欲しい。

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