気温39度の日。烏丸御池で人間ドックを受けた後、久々に錦市場に寄ってみた。
ジリジリと照り付ける太陽とむせるような熱風に、どうしても『冷やしあめ』が飲みたくなってしまった。
夏の暑い日、市場に行ったら『冷やしあめ』が我が家の定番だった。日本茶を売っているお店やお饅頭屋さんの店先で、噴水式のジュースサーバーの中に入っている。目にも涼やかで
京都の蒸し暑い夏には、とにかく良く効く。
暑さでぼんやりしていた頭もシャッキリする。
早足で錦市場に向かうと、錦の様子に面食らってしまった!インバウンド化が更に進み、商店街ごとフードコートの様になっていた。
やたらに"串刺し"、どんなに狭いスペースにも"イートイン"が今流?ちょい足しコーナーだけでなく、本格的なお店まで出来ていた。
【京の台所】と呼ばれた錦市場からは、季節感や懐かしい市場感は薄れていたが…違うエネルギーが溢れていた。
盛り上がる外国人をかき分けて、やっとの思いで冷やしあめにたどり着いた。
あまりの様変わりに、ちょっと寂しい気がしたが…
これも、たくましい進化!と思う事にした。
来年も、どうか、冷やしあめが無くならない事を願いたい。