あてなるもの

大人京都人視点日々色々

マダムボーダー、オバボーダー

休業要請が解けて、出勤すること3週間。

季節と気持ちのリズムが合わず、    

着るものに悩む毎日。

自粛期間が充実していたから、

気持ちは未練たっぷりの "おうちモード " 

遠距離通勤の身には、車内の空調も気になるところ。

そんな内面と条件を満たすアイテムはないかと、   駆け込んだのは、無印良品

そして出会ったのが

【ボーダー】のカットソー。

f:id:suwaporin2:20200530103739j:imagef:id:suwaporin2:20200530103753j:image

写真ではわかりにくいが、ベージュ地×紺ボーダー

薄すぎず・厚過ぎず、肌触りも良い。

どうやら今年の限定色とのこと。

税込1,290円は、お値段以上だった。

『大人のボーダースタイル』は、案外難しい。

若い時はボーダーさえ着れば、無条件で爽やかに   仕上がった。

40代を過ぎてくると、これが当てはまらなく    なってくる。

ボーダーだけに頼ると、爽やかではなく       "手抜き感 "や"家着感"が漂ってきてしまう。   定番アイテムだけに、自分ではこの事に気付き    にくいから困りもの。No!オバボーダー!だ。

では、どうすれば素敵な大人のボーダースタイル   が手に入るか?

私のセミナー【人生の10着】では、こんな風にお伝えしている。

それは…

これまでの自身のボーダー歴と向き合いつつ、    今の自分に合ったボーダースタイルを【セルフカバー】すること。

私は昔から太ボーダーより細ボーダー派。

当時はagnes.bを愛用していた。

美大に通っていた先輩がagnes.bのボーダーに    革のスカート・フラットシューズを合わせて、    細い煙草を吸っている姿に憧れていた。

(先輩は髪の長かった時のシシド・カフカ似)

トッポイ大人の女…自分に無い要素にドキドキした。 子供時代に着慣れた"マリン "な感じのボーダーとは 全く違うボーダースタイルは、とても衝撃的だった。

ソニア・リキエルのボーダーも、マダムボーダーと  しては欠かせない。

私好みは、フランス風ボーダーの着こなしなのだと、 この時に思った。

自分の好きなテイストは残しつつ、

・ネックライン

・配色やボーダー幅

・シルエットや袖の幅や丈   などなど。

今の自分をより良く引き立てる視点で選べば、

マダムボーダーは、きっと成立する。

なにより『気分良く・新鮮な自分』という視点

で考えてみる。

まだまだ、おうち時間も続く中、お気に入りの

映画や本からボーダースタイルを探ってみては?

ちなみに男性には、巨匠【ピカソ】のボーダー

スタイルを、私はよく提案している。

ツルダン (頭はツルっとしているが、ダンディの略) 世代にも喜ばれるので、父の日のギフトや新しいタイプの お中元として、どうだろうか。

ピカソの愛用ブランドのボーダーは…

・SAINT JAMES (セントジェームス)

・ORCIVAL         (オーシバル)

ボーダー界の名品。1万円を超えるものの、
その価値は長く着るとよくわかる。

親子で、お孫ちゃんとや、夫婦でも…

みんなでお揃いコーデもいい。

 

スタイルは家族も繋いでいく。

世代や性別を超えて。

ボーダーは、やっぱり楽しいアイテムだ。

 

f:id:suwaporin2:20200605195749j:imagef:id:suwaporin2:20200605195926j:image