蝉大合唱の快晴日。
一昨日は、母の通院日だった。
母が薬局でお薬の処方を待つ間、『ある物』を探しに、私はいつものお店へ。
そう、これ! " いちじく "
そろそろ旬かと、待っていた。
そのまま食べても美味しいが…我が家では、
ジャムを作る。
いちご、さくらんぼ、いちじく、りんご。
年間を通して、旬の果物での季節仕事。
意外に思われるかもしれないが…
京都産のいちじくは生産量もあり、質も上々。
お店で買うだけでなく・昔からご近所のお宅や公園でも、いちじくの木をよく見かけた。
お盆といちじく。
地蔵盆のお供物にも、いちじくは欠かせない。
今年はコロナ禍で、春のジャム作りは頓挫。 それだけに心待ちにしていた。
質と量と納得価格!病院の近くに望み通りの ものが揃うお店を発見してから、通院の際の 楽しみにしている。
ジャムは40分もあれば、簡単にできる。
いちじくの皮を丁寧に取り除き、小さく カット。白ワインとグラニュー糖で煮詰める。
仕上げには、レモン汁を加える。
木べらで混ぜながら煮詰めている隣で、 出来上がったジャムを入れる瓶を煮沸消毒。
熱々のジャムをすくって、味見をしたら完了だ。
毎年の季節仕事が出来たこと。
当たり前のように明日が来て、ジャムを付けた パンをほうばれること。
感謝と幸せを感じながら、瓶の蓋をしっかりと閉めた。