京都も桜の頃となった。
今年の開花は、観測史上最も早いらしい。
今週末から来週には見頃を迎えるとのこと。
通勤用の市バス定期があるので、今年は市内どこへでも好きなだけ出掛けられる。
一定の距離を満たしていれば、停留所間定期券の金額と【市内中心フリー】定期券の金額は同じだそうで、勧められるまま、フリー定期にしてみた。
"京都に帰って、どう?"と聞かれると、
『フランクフルトから帰ったハイジの気分!』 と、答える。
スーッと碁盤の目に通った道の果てに、薄雲が掛かる山々。バスが角を曲がり、連続した信号機が灯っていく様子すら、きれいに見える。
日常のなんでもない風景に、心の底から安らぎ 『きれいな街やわ』と、当初はちょっと泣けてきそうにもなった。(老ハイジなのだろう)
難波に通っていた時間帯に出掛ければ、朝からゆっくりお茶もできる!と張り切っていたが、コロナ感染予防で、まだ控え中。
そんな時、バス停近くの大垣書店さんで、素敵な物を見つけた。
【夢ミル京都喫茶巡り】と書かれた、京都老舗喫茶店とのコラボステーショナリー。
木屋町のソワレ!
京都の喫茶文化を担うお馴染みのお店達。
堂々のラインナップは、まさに夢ミルようだ。
喫茶店の異業種進出…コラボを企画した人もすごいし、名店のチャレンジもすごい!
この街のたくましさと革新を、思いも寄らぬ場所で感じた。
リアルなお茶は先なれど…
定期を持って縦横無尽に市内を巡る。
夢ミル喫茶巡りを今から楽しみに、以前の写真を眺めてみた。