あてなるもの

大人京都人視点日々色々

ワタシ文庫

日差しも暖かく、啓蟄

春を感じて、冬眠から目覚める頃。

新年度に向けてさらなる飛躍を目指してもらうため、一緒に働いているスタッフに本を貸すことになった。

私の『娘』と言ってもいいくらいの年回りの彼女…完結にポイントをおさえた説明をするのが、苦手。

そのため、報告・連絡も中途半端になりがち。

LINEのような短文は、羨ましいくらい発信できるのに、なぜか長文になると、しどろもどろ。

どう指導したらよいものか?と、上司からも相談され、まずは本でも読んでもらおうということになった。

読書習慣のない彼女に、抵抗なく読んでもらうために選んだのが、この2冊。

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元『暮らしの手帳』編集長:松浦弥太郎さんのご本。私が読んだのは数年前だが、今また書店のフレッシャーズコーナー的?な所に並んでいた。

ただ仕事の指南書ではなく、彼女には物事の本質を考える力を身に付けてもらいたいと思う。

ゴリゴリなビジネス書ではなく『やわらかもん』であるが…松浦さんの視座にヒントは溢れ、やさしい文章も読みやすい。

これなら直ぐに読めるはずと貸出した。

【○○○文庫】…私の名前を取って、学級文庫のような、売場文庫が始動した。

彼女の成長を期待しつつ、私も新しい本を読み始める。

春に向けて…

新たな気持ちで、意気揚々と進みましょ。

 

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