あっという間に桜も終わり、春本番。
久々に髪を切りに行った。
色々バタバタ忙しく、2ヶ月ぶり。
いつもはサロンの1階で切ってもらうのだが、
珍しく2階に通された。
椅子に腰掛け一息ついた時、『あっ!』と
声を出してしまった。
鏡越しに見つけた、かわいい影。
私のちいさなお友達:Sちゃんが出迎えてくれた。
Sちゃんのママは、このサロンのスタイリスト。
新人時代からよく気が効き、メキメキと頭角を現した。頑張り屋の彼女は、二児のママと仕事を見事に両立し、私の孫世代:Sちゃん達と引き合わせてくれた。
20年以上も同じお店で髪を切っているからこそ、こんな奇跡にも遭遇できる。
この日は、かわいいお手紙をもらった!
久々に会ったSちゃんは、私のプレゼントした洋服達について熱く語り始めた。
お気に入りポイントや、今は妹ちゃんが着ていること・でも自分の方が似合っていたと思っていることなどなど。
思わず吹き出してしまうような楽しいお話ばかりだった。
感心したのは、それぞれの洋服達に『物語』が添えられていた事だ。
7歳になったばかりの彼女。
何を着てどんな気持ちだったか、いきいきと自分の言葉で語る姿に『ちょっと、ちょっと!Sちゃん天才かも?!』と、胸がザワザワした。
妻でも母でもない私にとって、孫とはこういうものなのか?と不思議な感覚を味合わせてもらった。
これからどんなおしゃれをするのか?
どんな女の子に成長するのか?
期待を裏切らず、
これからも私はSちゃんの"洒落ダチ"でいられるのか?
歳の差、46歳。
未来への楽しみと課題の中で、私ももっと成長できるよう、頑張ろうと思った。
育み、育まれる関係…この先も、ずっと続きますように。