爽やかな薫風に吹かれ、受注会へ出掛けた。
以前からずっと気になっていたブランド
【saqui】(サキ)の22-23秋冬受注会
目利きである東京の友人が、数年前に教えてくれたブランド。彼女と一緒に受注会に行く事を計画するも、コロナ禍で頓挫。
3年越しのタイミングで、今回はやっと神戸開催日に私のお休みが重なり、ひとりで行ってみることにした。
saquiのお洋服は、ドラマティック。
素材の良さと考え抜かれたパターンが、着る人に確かな自信を与えてくれる。
シンプルでいながら、ハッとするデザイン。
着心地の良さも抜群で『手放せない一着』になりそうだ。
スカート狙いで伺った受注会だったが、私のオーダーは、パンツを2点。
友人推しの定番パンツと、グレーのカシミヤ混ウールパンツ。
デザイナーの岸山さんと、パタンナーの方にも相談してサイズを決めた。
この日岸山さんがお召しのイエローのプルオーバーがすてきだったので、グレーのパンツを合わせてみた。
お二人ともとても気さくにお話しをして下さり、楽しい時間はあっという間に過ぎた。
『これで、安心して秋冬を迎えられます!』
御礼とご挨拶を済ませ会場を後に。
"大奮発"をした後の、京都人のおきまりの呪文。
『はーっ、明日からは、お茶漬けやわ!』
心の中で呟きながら、商品の出来上がりまでの節約生活を胸に刻んだ。
何を着て、どんな人生を歩むのかは、人それぞれ。
10年、一生、
おばあちゃんになるまで着続けよう!
そんな風に思えるオーダーができたことに、
大満足の一日だった。