沢山の人に見守られ、つつがなく後祭・還幸祭が終わった。
3年ぶりの祇園祭…お祭りの意味を改めて理解したように思う。
ちょっとほっこりしていると、意外なニュースが飛び込んで来た。
5月のブログで、職場の若手ちゃんに私の浴衣を貰ってもらったことを書いたが…なんと、その彼女が【京都新聞】に載ってしまった!
浴衣をとても気に入ってくれた彼女。
実は彼女のお家はお着物関連のお仕事で、196年ぶりに復活した『鷹山』界隈に暮らしている。
お祭でその浴衣を着ることをとても楽しみに、6月からいそいそしていた。
そして、7月。
祇園祭の最中、何回着るのん?というくらい、浴衣を愛用。わざわざ朝イチで売場にも見せに来てくれ、ご家族からもご近所さんからも、消防団のおっちゃんからも、大絶賛!と嬉しい報告を受けた。
その浴衣姿が、【京都新聞】に載った!と画像を送ってくれた。鷹山の曳き初めの取材の際に撮られたものらしい。
新聞に載った途端、離れて暮らしているお祖母様から連絡が入り、お父様が新聞を買いに走られたり、彼女の周りは大興奮だったそうだ。
こんな楽しいお祭りになったのは、全て私のおかげだと、とても感謝してもらえた。
新聞はこの先もずっと残る…
私としても自分の"見立て"と彼女に譲ったことへの評価をもらえたようで、テンションが上がった!
世の中、思いがけない事が起こるものだ。
粋好みの私とは、着こなしも添える小物も全く違うが…彼女にとっては、この夏の自慢の一着になったよう。
浴衣がもたらしたサプライズ。
だから、おしゃれはやめられない!