あてなるもの

大人京都人視点日々色々

吉兆づくしの元旦

2024年の元旦。京都は小雨。

傘を持って初詣に出掛けるのは、いつぶりだろうか?小雨だけど日差しはある【狐の嫁入り】のようなお天気。

ちょっと差しては、また直ぐ傘をたたむ。

自他ともに認める"晴れ女"の私。

屋根のない所では雨は止み、順調に参拝へ。

去年は初詣に行けなかったから、今年のお詣りを、なにより楽しみにしていた。

本日の元旦は、【天赦日の一粒万倍日】

ウキウキする気持ちを抑え、心を整える。

今年55歳になる私のお賽銭は、555円だ。

コイン3枚を握りしめて、いざ!

しっかりとお詣りを済ませると、すごい光景が目に飛び込んだ。

『えー!!フクロウが肩に乗ってるーっ!!』

前の方の右肩に、本物のフクロウが乗っかっている。しかも、ちいさくて何とも愛らしい。

あまりに衝撃的な光景で、じっと見続けてしまった。

すると、前の方と目が合い、会釈。

そこから、色々お話しが伺えた。

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このフクロウさんのお名前は『ヒノさん』

ちいさいが、成鳥とのこと。

この写真は飼い主さんだが…

おとなしいから大丈夫!と、私の腕にも乗せて下さり、ふわふわ頭をそっと撫でさせてもらった。

フクロウは"不苦労"とも置き換えられる。

ヒノさんと飼い主さんに、こんなに縁起の良い出会いは、なかなかない!!うれしかった!!と、感激と御礼を伝えて【おみくじ】を引きに行った。

『ちょっとちょっと、今日はいけるんとちゃうのん?』と、期待を込めておみくじを引く。

結果はなんと、くじ番号1番の大吉!

こんなことがあるとはね〜。

あまりに不思議で、できすぎの元旦。

 

2024年 辰年…運を逃さず、気張りましょ!!

 

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優しいクリスマスプレゼント

10月にブログを書いてから、あっという間!

今日はクリスマス・イブ。

百貨店で働く私にとっては、忙しくなる日でもある。

お客様のご来店予定もあり、慌ただしく休憩へ。

その帰り道、従業員用のトイレで落とし物を見つけた。

鍵がくっついたカードケースらしきもの。

目立つ所に置いておけば、持ち主の方が戻って来られた時に見つけてもらえるか?と考えたが…今日はどこの売場もバタバタで、もしかしたら落とした事に気付くのは、閉店後かも??と思いはじめた。

フロアの責任者に報告をし、館内の拾得物預かり所に持って行くことにした。

混雑の店内をかき分け、急いで届けた。

係の方が中を確認されると、大事な物ばかり。

『キャッシュレス派だと、こうなるんやね〜』と、眺める私。

幸いにも、百貨店の入店証もその中に入っていた!これで持ち主さんに直接連絡がとれる。

本当に大事なものばかりだったので、係の方も私もホッとした!

これだけのものをクリスマス・イブに無くしたら、私なら立ち直れない。

持ち主判明!!本当に良かった!!

すっきりひと仕事終えた安堵感で、また自分の仕事に戻った。

数時間後、私の売場に"落とし主 さん "が御礼を伝えに来て下さった。

こちらが恐縮するくらいに何度も丁寧な御礼を伝えてくださり、可愛い紙袋を手渡された。

私にとっては、優しく・思いがけないクリスマスプレゼント。

今日一日の疲れも吹っ飛ぶ、ありがたい贈り物だ。

Thank you  so much!!

Merry Christmas!!

 

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2023年の記念品

今年もあと、2カ月。

10月になると、時間の過ぎる速さにいつも驚く。

そんな中、やっと届いた荷物。

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日曜劇場【VIVANT】のオリジナルグッズ。

ドラマは9月末に終了し、注文からひと月以上も待った。世の中的には少々間延びした到着だが…私にとってはこれこそ、今年を象徴するアイテム達。

夏にお腹の手術をし、退院後すぐの日曜にスタートしたドラマ。

初回は体力もなく、一話観るだけで、もうヘトへト。傷の痛みとドラマのハラハラ・ドキドキが相まって、かなりくたびれたものだった。

仕事を休み、自宅療養の日々。

毎週【VIVANT】を心待ちにしていた。

頭の中では、壮大なテーマ曲が流れる毎日。

サントラも聞きだすと、さらに千住先生の巧妙な仕掛けに気付く。

愛と友情・正義とカッコよさ…新たな存在『別班』は、なぜだか昔の『地球防衛隊』を思い出させた。新しいけど、どこか懐かしい。

私の2023年の記念品。

今年は忘年会で友人にも渡せますように!

やっちゃえ!新NISA!

金木犀が香りだした今週始め。

【NISA】の口座を開設した。

来年からの新NISA…気にはなっていたが、投資に回せる資金や知識があまりにも無かった為、ずっと尻込みしていた。

開設のきっかけは、暦の上の"吉日"

天赦日+大安、一粒万倍日が今週始めに続くことに気付いたから。

NISAに関する新口座開設には、各金融機関が様々なポイント付与のキャンペーンをスタートさせている。ポイ活上手な親友からは、来月以降の方がより多くのポイント付与が見込めるかも?!とレクチャーを受けたが…

『始めるなら、絶対にこの日!』と思い立った。

たぶん私だけでなく、京都人はポイントよりも暦を重視傾向にあると思う。

子供の頃からの刷り込みか?

思考や意思によるものではなく・感覚として暦を選ぶ方がスッキリするから。

以前この感覚で純金のコツコツ積立をスタートさせたが、今も全く後悔せずに済んでいる。

暦×コツコツ力(りょく) …ゲン担ぎと言われても自分で納得すると長続きする。

口座を開設した事で、細かなお金の始末を考える。

『金曜日は、お金の日!』

自分の中で新しい見出しをつけて、新NISAに向けて勉強をしてみる。

新しい取り組みは、ちょっとワクワクする。

自分のきっかけで、自分のできる分だけ、無理せず未来の自分のために準備する。

いつも観ている【日経マナーのまなび】で流れていたあのフレーズを思い出す。

やっちゃえ!新NISA!

2024年が良い年になるよう、秋の夜長に助走を始めた。

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集う秋

十五夜のきれいな満月を眺め、ようやく秋を実感。朝晩は少し冷えて、京都にも秋がやってきた!

新たな職場で新しい仲間に恵まれ、緊張も解けてきた頃、なぜだか?急に私に会いたいという連絡が集中した。

昔の上司と先輩、以前の職場の同僚など、3週立て続けでみんなに会うことになった。

休みの日は家事とプチ介護、あとは身体を休めるだけの過ごし方だったが…コロナ禍以降、初めて宴会の場に出掛けた。

新卒で入社した百貨店時代の上司達はもう70歳以上、先輩は来年還暦を迎えるとのこと。

実年齢にもびっくりしたが…昔とあまりお変わりないことに、さらに驚いた!

場所が祇園から滋賀県守山の渋いスナックに移っただけ。キラキラしていたあのバブルの頃を彷彿とさせる、楽しい夜となった。

以前の職場の同僚とは、新旧の京都のカフェで。

雰囲気大事・とにかくゆっくり語りたい派とは、【喫茶フランソワ】

スィーツ追及派とは、【Crème de la Crème 】

まだこの辺りのお店にはインバウンドは押し寄せておらず、スムーズに入店できた。

日々の色々な出来事を会っていなかった時間分埋めるように話していると、4時間があっという間に過ぎてしまった。ちょっとお茶して街ブラプランが、お代わりオーダー。お店の中だけでタイムオーバーとなった。

集って、笑って、食べて、歌って…

また次に会う約束をする。

心もお腹も満腹で、じんわり温かく心地良い時間。

贅沢で優しい休日に、また元気を貰った。

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この夏の出来事

立秋とは本当に名ばかり。

お盆も過ぎたのに、連日強烈な猛暑が続く。

この夏、次々と色々なことがあり過ぎた。

近況報告も兼ねて『ある程度落ち着いてから…』とブログを書くのも、すっかり遅くなってしまった。

まずは、体調のこと。

おかげ様で、私は8月から職場復帰!お腹の傷は、あと少し。5キロ痩せた体重はまだ元には戻らず。体力は落ちたものの…日常生活には、ほぼ支障無し。

同じ百貨店で働く仲間やお客様から『おかえり!』と声を掛けて頂き、嬉しかったのだが…心中は複雑だった。

実は8月で今働いている店舗がクローズし、9月からは人事異動で、別の店舗に移ることが決まっていた。

しかもそれを告げられたのは、入院前日!

クローズの理由は、双方の会社事情のよう。

年間予算も個人予算も順調に達成し・業績には何の問題も無かったはずなのに…

このタイミングで、こんな事が起こるのか?!と、モヤモヤした気持ちで入院した。

次の異動先が京都以外なら、仕事は辞めるしかないと思っていた。

・この先の人生で、何を優先するべきか?

・どんな暮らしを望むのか?

これから本格的になっていく介護の事も含め、ちゃんと考えるしかない流れが"待ったなし!"で、迫ってきたのだ。

一連の出来事から『何を告げられているのか?』を読み解こうとしているうちに、新たな異動先も京都だとわかり、とりあえず仕事は辞めずに済んだ。 

モヤモヤ、ヒヤヒヤ、バタバタの2023年8月。

ワクワクしたのは…イケメン担当執刀医と、日曜劇場【VIVANT】だけ。

壮大な千住先生のテーマ曲を聴きながら、私もこれからの『人生の冒険』について、しっかり考えてみようと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

私のお腹も、コンチキチン!

祇園祭宵山の日曜日。

ちょうど一週間前に入院し、なんとか週末に退院することができた。

外科手術を必要とする初めての入院生活は、まるでリアル【コード・ブルー】のようだった。

まずは完璧な段取りで、ひとりで入院。

迎えに来てもらったMKタクシーは、タクシーランプも付いていない・見た事がない黒塗り&雅な仕様で、まるで御料車のようだった。

運転手:徳田さん曰く、こんなにゴージャスでも通常料金だそう。キャリーバッグとリュック・愛用の枕を積み込んで、車内の会話も弾み、病院に乗り込んだ。

外来ではわからなかったが…入院病棟は想像よりかなり古く、昭和世代の私には逆に落ち着く感じだった。個室病室の広さは申し分なく・レトロなランプも私好み。お食事もなかなか美味しく、添えられていた果物の質の高さに、びっくりしたくらいだ。

さてさて、順調だったのは、この前日まで。

手術当日に事件が起こった!!

朝7時、担当執刀医の若手イケメンDr.が挨拶にきて下さった。韓流スター?かと思う美肌な先生なのだが…朝だからか、とてもお顔が白く見えた。私の年齢からすると、きっと息子世代。

予定入院の場合、『経験を積んでもらうために若手が担当医になる事が多い』と事前に掛かりつけ医から聞いていたが…Dr.も看護師さん達もお若く・シュッとされ、ドラマの登場人物みたいだった。

事件は、9時過ぎに起こった。

なんと、数時間前に会った担当執刀Dr.が体調不良に。突然の執刀医の変更!!

びっくりしたが…朝のあの"ほの白い"顔色にも納得、体調不良を我慢して病室を覗いて下さったことに、胸が痛んだ。

結局誰に切ってもらえるか?は、予定よりズレた手術時間に、手術室に行く途中に聞かされた。

『担当は〇〇先生かもね?』と入院前に家族と話していた、私と不思議な共通点がある外科エースDr.が手術して下さることになった。

安心感と麻酔から、そのまま意識は遠のき、目覚めた時は、病室のベッドの上だった。

手術時間は、当初の予定の半分。傷口もきれいだ。さすが!エースの仕事、完璧な手術だった。

傷口の痛みよりも…真の敵は、高熱と持病の逆流性食道炎だった。

絶食が続いたせいか?胃痛と背中への放散痛、高熱からギシギシくる関節痛や気持ち悪さ。愛用の大きな枕で背中を起こして、症状をやり過ごす。

お腹の痛みは複数箇所。

『コンコンチキチン、コンチキチン!!』と、さながら祇園囃子のように、あちこちからエンドレスで響いていた。

思いのほか高熱に悩まされて、ぐったりの私。

今回のトラブルについてDr.方が謝罪に来て下さり、疑問や懸念に対してもしっかり対応して頂いた。その対応はきっちり看護師の方々にも伝わっているようで『大変でしたね』『ご心配でしたね』『色々ご迷惑をお掛けしました』と、私の病室に出入りされる方全てが、退院までの間ずっと気遣って下さった。

指導看護師さんとお弟子さん、看護実習生、男性看護師さん、お掃除職員さん。色々な方と会話をするうちに、まだまだ日本の医療の未来は明るい!と、急に大きな事を考え出した。

どうなる事かと思った入院生活…結果は、人の優しさが沁みた6日間だった。

 

医療現場は心身共に、実に過酷だ。

小さな判断ミスが何重にも不具合を生む。

取り返しがつかない苦しみや後悔、患者の生命や人生に大きく関わっていく。

そんな中、今日この瞬間にも医療従事者を志す全て方々へ。心から、ありがとう!と感謝を伝えたい。

次回の外来受診では『おかげ様で、こんなに元気になりました!』と、改めて御礼が言えるよう、全力で身体を整えたいと思う。

 

 

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