あてなるもの

大人京都人視点日々色々

続・ドラマに重ねる【人生の10着】

晦日。あと少しで2019年が終わる。

今年を振り返ると、とにかく様々な事と

"格闘"した気がする。

セミナートライもその一つ。

自己啓発がきっかけで、ごくごく内輪での発表・発信からスタートしたが…自分の中に積み重ねてきたものが誰かの役に立てる材料になればと、突き詰めてみようと思った。

格闘は、まだ途中。コンプリートとはいかなかったが…もう一段階先まで、なんとか頑張ろうとする自分を見つける事ができた。

シックな着こなしを得意としてきた私だが、2019年はそんな気持ちのあり様を『色のおしゃれ』で注入した年でもあった。

さて、ドラマ【グランメゾン東京】について。

個性豊かで、魅力的な面々。

その一人一人の気持ちのあり様が、それぞれの装いにも見事に表現されていた。

ラスト三回で釘付けになったのは…冨永愛さん演じる "リンダ・真知子・リシャール ''

前半はキレもの:リンダに相応しく、黒を基調に   シャープさが際立っていた。

確執を捨て・しがらみを断ち・フーディーとしての信念に立ち返った最終回、彼女の真紅のコートスタイルは、圧巻だった!

鮮やかな晴れ晴れとした赤。

靴のソールまで赤か!と粋な演出に、

思わず、にやりとしてしまった。

ひらりとコートを翻し去って行く姿に、

彼女の本質と、しなやかな強さを感じた。

 

2020年…リンダのように『これが、私だ!』

と、心から語れるおしゃれを見つけよう。

新しい自分を語れるおしゃれを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グランメゾン東京

2019年も、あとわずか。

昨夜は、ドラマ【グランメゾン東京】の最終回だった。

なんの気なしに見始めたドラマだったが…

11月1日にブログを書いてから、毎回楽しみに見るようになった。

ドラマの感想やおしゃれの紐解きは、また

『続・ドラマに重ねる人生の10着』として、

近日中に書こうと思う。

 

今朝の通勤の曲は、やっぱり、これ!

グランメゾン東京のサントラ。

f:id:suwaporin2:20191230084604j:image

全25曲につけられたタイトルも面白い。

 

大掃除のお供に、おせち作りのテンションUPに

宜しければ、ぜひ⭐︎

 

 

 

 

京の着倒れ

今年のクリスマス・イブ、実は続きがあった。

亡くなった大好きだった伯母の

『ミンクのコート』を譲り受けた。

すでに形見分けでは、別のものを貰っていたが…         イブのお墓参りの帰りに、そういう流れになった。

コートは今から40年以上も昔に、愛妻家だった伯父が伯母のために百貨店で誂えたもの。

伯母夫妻には男の子しかいないため、生前から    そのコートを母に託すと話していた。

母からは聞いていたものの、記憶もおぼろげで、   どんなコートなのか?全くイメージがわかなかった。

私は普段からアンティークやヴィンテージの時計や  ジュエリーを自分の暮らしに取り入れたりする。

ヴィンテージの『ミンクのコート』

ロング丈で、やたらに重く・いかつい肩パットと、  むやみなゴージャス感が頭をよぎった。

母にはもう毛皮のコートは重過ぎるし…袖を外して、 ジレに仕立て直し、残りの部分はバッグやネック   ウォーマーにしようと考えていた。

" モダン"なリフォームで、普段使いできる事が、  一番だと思っていた。

ところがコートを見た途端、そんな考えは

吹っ飛んだ! 

伯母のコートは、私には、このうえなくエレガントに 思えたからだ。

袖を通すと、鳥肌が立った!

程良い着丈で、軽く暖かく、            ミンクの毛艶も申し分なかった。          ポケットの内側には、ベルベットが張られていた。

袖口のデザインにも、ぐっときた。

サイズもまるで私に誂えられたかのよう。  

母も私も手が長いが…伯母もそうだったのかと、   遺伝というものにも、少し胸が熱くなった。

 

伯母が着て、母が着て、私が着る。

受け継がれる物語やアイデンティティが詰まった   大切なコート。

 

2019年の締め括り、40年の時を経て

私の【人生の10着】に新たなアイテムが増えた。

 

 

f:id:suwaporin2:20191229091527j:imagef:id:suwaporin2:20191229091439j:image

 

 

 

 

 

 

イブと、墓参と、シネコンと。

2019年のクリスマス・イブ。

母の里にお墓参りに出掛けた後、

午後からSTAR WARS【スカイウォーカーの夜明け】 を、観に行った。

ミスマッチな組み合わせの予定かと思ったが…

なるべくしてこうなった!?と思うほど色々と腑に落ちて、結果とても良かった。

先日の『上司との話し合い 』3時間話してやっと伝わったのは、"逆流性食道炎の起因が、遠距離通勤にある"という事だけ。3ヵ月も掛けて、これだけの進捗。  余計に疲れを感じた。

映画は今回の作品をもって、シリーズ完結ということだが…私の着地点は、まだまだ先だ。

STAR WARSが初めて公開された時、私は小学生。  あの頃は、ライトセイバーの美しさやジェダイの   カッコ良さに、ただただ興奮していた。

家族・友情・希望・祈り・正義・宿命・輪廻…

あの頃からずっとSTAR WARSには、沢山の意味が込められている。今回の作品についても、50歳の私なりの解釈が出来るようになった。

映画の内容を書くわけにはいかないが…

私も、まだまだ自分の力を信じてみよう!という気持ちになれた。

f:id:suwaporin2:20191225000543j:image

『お肌と心に、うるおいを。』

裏書きにそそられ、帰りに買った" チューバッカ"の フェイスパックを付けながら、気合を入れた!

 

f:id:suwaporin2:20191225000617j:image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フォースと共に。

冬至を控えた寒い朝

息が白くなりながら、通勤のバスを待つ。

今日は私の逆流性食道炎の件で、本社から上司が面談にやってくる。11月頭から2週間、体力を戻すために連休を取った。その後の経過のヒアリングと難波での職場環境について。

うちは外資企業だが…是か非か?善か悪か?

その線引きや解釈に、事あるごとに私は心と頭を痛めている。外資企業を何社か転職したが、こんなに意思疎通の難しさを感じた事はない。

普段のお目だるブログからは、意外に思われるかもしれないが…仕事についての主張事には縦・横・斜めどこからも整合性が取れるよう、検証を重ね・データを用意し、複数の仮説も準備して相手の『落とし所』を予測して臨む。

サラリーマンだからと自分に言い聞かせつつ、

『ほんまに、わからんお人やねっ』と、心の中で叫びながら、辛酸も舐めてきた。

バスを待ちながら、今日聴く曲を決めた。

シティ・オブ・プラハ・フィル・ハーモニック・オーケストラ【STAR WARS   Best 10】

 

折しも今日は、日米同時公開のスターウォーズ

『スカイウォーカーの夜明け』が封切られる。

映画のラストも私の結果も、全く想像が付かないが…

曲を思い出しながら、午後の面談に臨む。

フォースと共にあらんことを願いつつ。

 

 

 

 

 

 

 

 

忠臣蔵と黒七味

昨日12月14日は、赤穂浪士討ち入りの日。

なぜだか?我が家では、小さな頃から『今日やね!』と討ち入りの日を確認する。

昔は忠臣蔵スペシャルドラマがよく放送されていて、毎回同じ場面でドキドキした。

歌舞伎では決して消えない演目なのに、テレビでは今や制作もおぼつかず・寂しい限りだ。

赤穂浪士と京都。遡ると深いつながりがある。

大石内蔵助が世を忍ぶ仮の姿:遊び人を演じ、通っていたと言われるお茶屋が、祇園の【一力】はん。

そこから四条通りを挟んで斜め前:八坂神社のお膝元にあるのが黒七味の【原了郭】本店。

原了郭さんは、

赤穂四十七士の一人『原惣右衛門』氏の末裔。

この事を知った時、とても感動した。

当たり前にうちで使っていた黒七味と山椒が、    あの忠臣蔵と繋がっていたなんて!と、       とても不思議な感覚だった。

京都には、ふいに、そんな歴史と日常が重なる時が  ある。

さて、現在。インバウンドでごった返す祇園本店には近づけないが…原了郭の黒七味はさらに進化を遂げつつある。カレーをはじめ、パンの【志津屋】さんとのコラボ作品:黒七味ラスクなど、新たな商品を含め、京都駅でも手に入れる事ができる。

f:id:suwaporin2:20191215224847j:image

あったかいお鍋を囲み、黒七味をひと振り。

柚子湯に浸かって、今年も忠臣蔵を思い出した。

 

 

カレンダーを愉しむ

12月のこの頃。毎年待ち遠しく思っているのは

いかりスーパー】のカレンダープレゼント。

二日間のレシート合算で、設定金額を超えると先着順でカレンダーが頂ける。

今年は、大好きな『小倉遊亀』画伯のカレンダーが、 復活! タイトルは…

【令和悠想   香りたつ花と器のある暮らし】

f:id:suwaporin2:20191209161909j:imagef:id:suwaporin2:20191209161943j:image

いかりスーパーでは、昭和54年から

日本画壇を代表する、そうそうたるメンバーのカレンダーを送り出してこられた。

加山又造東山魁夷平山郁夫横山大観、上村松篁 など、とにかく豪華なラインナップ。

買物のおまけのレベルではなく・毎年このイベントだけを目当てにできるほど、素敵なカレンダーだ。

我が家では縁あって、小さな頃から日本画や版画に親しむ機会があった。

小倉遊亀先生の『姉妹』という作品には、とても思い入れがある。幼い頃の私と妹にそっくりで、家族で大笑いした。そう、シックな洋服や妹のくせっ毛まで…

とにかく、そっくり!!

f:id:suwaporin2:20191209160846j:image
f:id:suwaporin2:20191209160843j:image

これも数年前のいかりのカレンダーの画像だが、作品のセレクトも見応え十分!

予定を書き込む部分は次頁になるが、サイズも紙質も 絵画を楽しむには、最適な品質が確保されている。 (紙飛行機にすると、屋外でもかなり飛ぶ。)

お願いすれば来年の2月中旬以降、いかりスーパーでは別途有償でカレンダーのお気に入りを額装して貰える。

ちいさな暮らしの " 小さな美術館 " のような、    カレンダー。

一年のご愛顧への感謝として、中にご挨拶状が添えられている。

一年の終わりの感謝と、来年の幸せへの祈念。

エモーショナルなギフトは、いかりスーパーの心意気を感じる。

 

2020年。香り立つ花を愛でながら、

私も"ちいさな暮らし " を大切にしたい。

 

 

いかりスーパー カレンダープレゼント*

・12月13(金)、14(土)  いかり南海難波店

・12月20(金)、21(土)  いかりJR大阪店

こちらの二店舗は、二日間のレシート合算

税込¥3,000以上で、先着順にてプレゼント。

数に限り有り。

その他のいかりスーパー各店では、日程や金額設定が異なるため、詳細は各店舗にお問い合わせを⭐︎