行って来ました!
今年もやっぱり、吉田神社の節分祭!
いつもより出掛ける時間帯を早め、
今年は"裏参り"ルートで。
気分的にひっそりとお参りしたくなり
行きも帰りも、住宅街の裏道を通った。
露店のある表の参道より、こちらはかなりの急勾配! 踏み締めては振り返り、歩を進めた。
御本殿に到着すると、やっぱり空いている!
並んでる最中も、ポジショニングを考える。
澄んだ空気に、きれいな空。
映える朱色を眺めながら順番を待つ。
【自分を思って、他者を想う】
これまでと、ここからの自分について。
家族や仲間・縁深い人について。
参拝や祈願とは、人の心の深い部分に神様の力をお借りして、しっかり向き合うことかもしれない。
母の病気、自分の体調、友人の悩み解消…
ぎゅっと、ぎゅっと、お願いした。
『吉田はんは、ほんに、気前のええ神さんやなぁ〜! 』混雑の中で聞こえてきた声に、
ほんに。ほんに。と頷いた。
以前のブログに書いた福豆抽選会も気前の良い事の一つだが…実は吉田神社には説明できない程の沢山なお社がある。第一殿から四殿まであり、斎場所:大元宮様の周りには全国の神様がお祀りされている。こちらへ参拝すると、一度に沢山の神様に御参りできるから、有難い。
奮闘している友人の転勤地の神様にも、御加護があるよう、しっかりお願いした。
参拝を済ませて福豆やおみくじ、梔子色の新たな御守りを頂き、人がたのお祓いもお願いする。 毎年の事でも、やっぱり気持ちがシャンとする。 御本殿を下り、今年は飲食の神様のお社にも立ち寄った。参道が空いていて吉田山からの眺望も満喫。
京都大学を見越し、『あ、大文字が見える!』と、前の方の指差す方向をパシャリ。
吉田神社のオールスターぶりは、神様だけではない。 京都中の名だたる名店・老舗、企業が協賛されている。
【とらや】さんの屋号に創業家:黒川氏のお名前が入ったものは、かなりレア。とらやファンとしては見逃せないポイントでもある。
帰り道の露店で、お気に入りの酒粕を購入。
我が家では粕汁にしたり、そのまま炙ってお砂糖を付けて頂く。甘酒用なら、大吟醸粕がおすすめ。
こちらの酒粕は他の蔵元と違い、フルーティーさが立っている。いつもはスーパーでだが…節分祭で手に入れると一層美味しくなっているように思う。
神社を出て、また裏道へ。聖護院門跡近くでお目当ての胡麻八つ橋を購入。ご家族で営んでいらっしゃるお店で、"おまけ"で、生八つ橋を頂いた。行事やお節句には、こういう昔からある素朴なお菓子が恋しくなる。
八つ橋のニッキの風味が口に広がりながら、
帰路に着いた。
お札を貼り替え、粕汁を作り、お豆をまいて。
京都の春を迎えていく。