あてなるもの

大人京都人視点日々色々

ある日の選択肢

朝晩の冷え込みに、京都の紅葉は日々彩りを増しているところ。今夜は満月です!

旅行や温泉に思いを巡らすも、忙しい毎日を過ごす方へ。

今日は『時間と空間』のお話し。

私は毎日、片道1時間半以上の電車通勤をしています。

満員電車そのもののストレスもありますが、駅・車内でのマナー違反、度重なるJRの遅延が朝の気力を削ぎます。
『あ〜あ。』となったその時!

ある日、ホームに特急:サンダーバードが到着。

車窓からは旅気分満載の乗客の姿が。

羨ましさに駆られ、すかさず乗車。

片道の特急料金:650円也。

バッグから新聞とペットボトルのお茶を取り出し、ほっこり。
この日の通勤は図書館気分に。

特急650円の世界に魅了された私は、
スーパーはくと・はるかなど続々とチャレンジ。今では遅延時の非常手段として乗りこなす日々です。
テイクアウトのカフェオレやバナナジュースを用意。新聞〜経済学の本まで持ち込み、入念な仕込みをしての乗車…いつの間にか『鉄子』の気持ちも芽生え、水戸岡鋭治先生の本まで購入するまでに。

自由席は一気に書斎に様変わり!

お気に入りのドリンクに音楽もプラス。
カラヤン指揮のクラシックを聴きながら車窓を眺め、時には豪華列車の風情で。

昨年12月の雪の日にはウィーン少年合唱団のクリスマスソングに心が洗われました。

帰りはジャズを聴きながら居眠りも。

車窓からの見慣れた景色も、なかなかのもの。

650円…コンビニに寄るとなんだかわからない、これくらいの金額を使っていませんか?

疲れた日・冴えない日には、通勤にこれくらいの出費も大目に見るべき!

時間を買う、空間を買う。

毎日頑張っている人にこそ、

ある日の選択肢を!!

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