梅雨の中休み。 久々の晴れ。
用事のついでに、鴨川を散歩。
今なら空いてるか?と、夕方に出町柳の名物のお店に寄ることにした。
いざ!出町の顔【ふたば】さんの豆餅を目指す。
ふたばの豆餅…私達のおやつも、今や全国区の知名度になりつつある。デパ地下で売られる日もあるが、やっぱりお店で買う方が美味しい。
橋を越えると、お店が見える。
夕方5時にもかかわらず賑わっている。
ちょっとした行列も懐かしい風景だが、コロナ禍とあって、距離を保つための立ち位置シールが貼られていた。
並ぶ間にぐるぐる悩む。
ケース越しの"ふたばレディース"のきびきびした手さばきを眺めながら、やっぱり豆餅一本に絞った!!
餅感はありながら、溶けるような口当たり。
この次に来るのが、"あっさりまったり"とした、あんこ。
あんこの程よい甘味を、お豆さんの塩味がなんとも良い感じで引き立てる。
ふたばの豆餅の素晴らしさは、この絶妙な組み合わせのバランスだと私は思っている。
美味しさの表現に『マリアージュ』という言葉があるが…この豆餅に使われている全ての食材・塩やお水に至るまで、これ以上はない【相思相愛】の関係なのだと思う。
京都に生まれて良かった事…昔から慣れ親しんだ味に、何十年、幾つになっても、変わらず舌鼓を打てる事かもしれない。
もし、生まれ変わっても、やっぱりふたばの豆餅は外せない。
豆餅 Forever!