あてなるもの

大人京都人視点日々色々

おしゃれの原風景

SALEが終わり雪が降る頃に掛けて、        例年冬休みをとっている。

今年は暖冬で雪見はできないが…年賀状をきっかけに 旧友と会ったり、ほっこりタイムを楽しむ。  

友人・知人の子供達の成長を知る機会にもなり、   とても嬉しい時間でもある。

あんな事が出来るようになった!

こんな事を言うようになった!

私の"ちいさなお友達"は、

みんなすごい勢いで成長している。

出産の御祝いからスタートして、お誕生日やクリスマスには、何かしらの贈物を考えてきた。

パジャマ・Tシャツ・デニムにシューズ等々…    時にはタオルや絵本を組み合わせたりする。    【着るもの】は、コットンを中心に、肌触りが良く・ お家でお洗濯できる天然素材を選ぶようにしている。『子供用だから…』という感覚ではなく、できるだけ そのアイテム本来の体験ができるものにしている。

デニムらしいゴワっとした風合い。

貝ボタンがしっかり付いたシャツ。

革のレースアップブーツ。

着せるご家族達には時間が掛かり、間違いなく手間が掛かるアイテムばかり。

けれど着せられている方には、【着ることを吸収する】大切な時間とも言える。ボタンの留め方に紐の結び方、自分で着られるようになった時の達成感など、ちいさなお友達の中にも様々な感覚が広がっていく。

『色』について小さな頃の私と同じ願いを持っている お友達もいる。4歳の彼女は、自分に似合う"ピンク"との出会いを待ち望んでいる。

去年の夏はときめくピンクが見つからず、シックな色合いのリバティ柄を選んだ。

それはそれで気に入ってくれたのだが…私の中でも  ピンクの課題は残った。

そして今年になって、やっと見つけたピンクが    ステラ・マッカートニーのボーダーTシャツ。

エネルギッシュな色合いが重なったピンクは、    ローズ系。背中には小さなファスナーが付いている。

『これなら絶対大丈夫!!』と、即決した。

後日送られて来た写真には、ちょっとドヤ顔のピンクがとても似合っているお友達が写っていた。幼いながら、自分に似合っている!ということを実感できたよう。

喜んでもらえて、私もとても満たされた。

 

着ることは、食べることと同じように一生続く。

好きなものが増えたり、新しい発見があれば、    人生は、より豊かになっていく。

ちいさなお友達の【おしゃれの原風景】がどんな風に 育っていくのか?

これから先も見守っていきたいと思う。

 

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